星野祐司

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 記憶を中心に人の認識過程に関する研究を行っています。短期的な記憶や長期的な記憶について,言語,画像,音楽など異なる学習材料を用いて研究を行っています。それらの研究から認識の傾向や性質を明らかにしたいと考えています。記憶は頼りないものかもしれませんが,感性や感情の基盤になっています。また,一時的記憶の利用と判断の適切性,時間と空間の記憶,自伝的記憶と展望的記憶が社会的適応性に及ぼす影響など、記憶に関するさまざまな研究によって明らかにされたことを総合的に検討することが人間の理解にとって重要なことだと思います。

職歴

1981年3月,東京都立大学人文学部心理学専攻卒業
1982年4月,東京都立大学人文科学研究科心理学専攻入学
1988年4月より
1990年3月まで学術振興会特別研究員(DC)
1993年3月,博士(心理学)を取得(東京都立大学)
1995年4月より立命館大学文学部心理学専攻助教授(現在は教授)

主な研究分野

認知心理学,実験心理学

主な研究業績

学術論文

都賀美有紀・星野祐司,順序記憶の短期的保持における語長効果:項目と順序の符号化におけるトレードオフ仮説に関する検討,基礎心理学研究,31,12-23,2012,審査あり

都賀美有紀・星野祐司,意味類似性と遅延が順序の記憶に及ぼす影響:再構成課題を用いた検討,日本心理学会,第75回大会発表論文集(p. 794),日本大学,2011年9月

星野祐司,リズムの聴取によって引き起こされた旋律の再認記憶,日本心理学会,第75回大会発表論文集(p. 817),日本大学,2011年9月

都賀美有紀・毛留幸代・星野祐司,音韻情報の記憶が高齢者における順序の短期記憶に及ぼす影響,立命館人間科学研究,21,57-66,2010,審査あり

佐藤文紀・星野祐司,展望的記憶の意図優位性効果における遂行意図を付与する教示の効果,認知心理学研究,6,109-121,2009,審査あり

参加プロジェクト(終了したものを含む)


刊行物

立命館人間科学研究

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