記憶プロジェクト

代表者: 星野祐司 (総合心理学部 教授)   研究期間: 2011/04 -

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 心配は,将来やネガティブな出来後に対して繰り返される思考であり,ある種の認知的産物であると考えられている(Borkovec & Jonathan, 1990)。そのような思考を支える認知システムとしては作動記憶が挙げられる。心配が作動記憶のはたらきに影響をおよぼすとすれば,それは作動記憶を使った高度な思考のメカニズムを発達させた人類の特徴を反映していると考えらえる。
 作動記憶にはいくつかの要素となる処理(音韻的処理,空間的処理,制御処理,出来事の処理)が仮定(Baddeley, 2012)されているので,そのモデルに基づいて心配と作動記憶のはたらきについて検討する実験を行う。作動記憶の各要素と対応すると考えられる課題の成績から,心配と作動記憶との関連を明らかにすることが実験の目的である。心配の状態に誘導された実験参加者は,心配のために作動記憶の資源を費やすことになり,その結果,与えられた課題の成績が低下すると予想できる。そのような課題を特定することで作動記憶と心配の関係を明らかにする。

参加研究者

  • 星野祐司 (総合心理学部 教授)
  • 都賀美有紀 (総合心理学部 特任助教)

主な研究資金

2016〜2018年度 人間科学研究所 重点研究プログラム


刊行物

立命館人間科学研究

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