廣井亮一 (総合心理学部/教授)

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 家裁調査官として18年間、数千例の少年事件と家事事件の臨床実践に携わる。非行臨床、家族臨床の実践例をもとに、犯罪や非行、児童虐待やDVなど、「法」と「臨床」の交差領域に立ち上がる問題に対するアプローチを研究している。また、裁判における鑑定書や意見書の作成をしている。さらに、臨床心理士としてのカウンセラー活動を通して、子どもや家族の諸問題の解決を援助している。

職歴

1981年―
1999年 家庭裁判所調査官
1999年―
2006年 和歌山大学教育学部助教授
2006年―
2008年 京都女子大学准教授
2008年― 現職

主な研究分野

司法臨床
非行臨床
家族臨床
法と心理臨床の協働

主な研究業績

学術論文

(過去5年間)

「司法臨床の概念-わが国の家庭裁判所を踏まえて」(単著)法と心理 11巻1号 2011

「法化社会における家族臨床」(単著)家族療法研究28巻2号2011

「問題を抱える家族」へのアプローチ(単著)更生保護 61巻7号2010

「家族臨床における法的介入」(単著)家族心理学年報28号 2010

「Effects of the Failure in the Adaptation to the Foreign Culture on the Mental Health Adolescents」 立命館人間科学 2009

「ジャスティス・クライエントへの福祉・臨床的アプローチ」(単著)司法福祉学研究10巻 2011

「非行治療に向けてのシステムズ・アプローチ」(単著)精神療法 2008

「加害者臨床の問題と課題」(単著)現代のエスプリ 2008

「スクールカウンセリングにおける不登校への取り組み」京都女子大学発達教育学部紀要2007

「司法臨床の枠組み」(単著)現代のエスプリ 2006

学会発表

(過去2年間)

「Support toward Offenders with Intellectual Disability」、16th World Congress of the International Society for Criminology、Kobe International Conference Center, August 6,2011

「Risk Management for juvenile Delinquents with Pervasive Developmental Disorders and Mental Disorders in Practice」、16th World Congress of the International Society for Criminology、Kobe International Conference Center, August 9,2011

「家族支援における法と臨床-弁護士と臨床心理士の協働」、日本研究・家族療法学会第28回大会、静岡県コンベンションアーツセンター、2011年6月4日

「司法臨床の概念―わが国の家庭裁判所を踏まえて」第11回法と心理学会、立命館大学2010年10月16日

「司法臨床領域での訓練システム-家裁調査官養成課程から見えること-」第29回日本心理臨床学会(於:東北大学)2010年9月4日

「家族支援における法と臨床」第27回日本家族研究・家族療法学会2010年6月5日、福島大学

参加プロジェクト(終了したものを含む)


刊行物

立命館人間科学研究

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