人文学・社会科学における質的研究と量的研究の連携の可能性
代表者: サトウタツヤ (総合心理学部 教授) 研究期間: 2011 - 2013
現在の社会学および(対人援助を含む)その周辺領域では、いわゆる質的研究と量的研究の連携がスムーズに進んでいるとは言えず、むしろ研究プロジェクトは「質と量」で別々に動いているケースが目立ちます。このような現状を鑑み、 質的研究と量的研究の性質について、それぞれの研究実践がいかにして知識の妥当性を確保しているのかについて根本から議論し、より実のある研究組織のあり方について討議します。
参加研究者
- 筒井淳也 (産業社会学部 准教授, 代表者(研究会の統括および計量的研究方法の分析))
- 樋口耕一 (産業社会学部 准教授, 副代表(テキスト内容分析研究))
- 柴田悠 (同志社大学 政策学部 准教授)
- 永田貴聖 (立命館大学大学院先端総合学術研究科・ポスドク研究員, 研究分担(質的研究方法の分析(統括および文化人類学・フィールドワーク方法論)))
主な研究資金
2011年度人文科学研究所助成プログラム、文部科学省戦略的研究基盤形成事業