公開シンポジウム「人間科学と混合研究法の未来」(2018年度人間科学研究所年次総会)

人間科学研究所は、2018年度年次総会として公開シンポジウム「人間科学と混合研究法の未来」を2月26日(火)に開催いたします。
 
混合研究法は、量的・質的アプローチの統合を目指す新しい枠組みであり、複雑な社会問題を総合的に理解し解決策を考える手法として、医療、看護、教育、福祉、臨床心理など、人間科学に関連する諸分野の研究者・実務家から注目されています。
 
このような現状を踏まえ、人間科学研究所では、今年度の総会の第1部として、日本の混合研究法をリードするお二人の研究者をお招きし、混合研究と人間科学の理論的な関係、およびその実践例を理解するための講演を設定いたします。そして第2部では、研究所で進められている人間科学や対人援助に関する各プロジェクトの活動を紹介します。さらに第3部では、研究所内のプロジェクトにおいて、混合研究法、あるいは量的・質的アプローチの統合という視点を取り入れることで、研究の発展や具体的な問題解決をどのように進めていくことができるのかという展望について議論します。
 
午前の企画(基調講演ほか)と午後の企画(パネルディスカッション)の間には、人間科学にかかわる様々な研究テーマによるポスターセッション(研究報告を間近で自由に観覧したり、研究者に直接質問いただける研究交流の時間)を設けます。
研究者、大学院生、学部生に至るまで、人間科学や対人援助における最新の研究法の潮流に関心をお持ちの方々の積極的なご参加をお待ちしております。
 

概要

テーマ 人間科学と混合研究法の未来
日時 2019年2月26日(火)10:00-16:00(9:30開場)
会場 立命館大学 大阪いばらきキャンパス
メイン会場:立命館いばらきフューチャープラザ カンファレンスホール
ポスターセッション会場:イベントホール
主催 立命館大学人間科学研究所
実施協力 立命館大学立命館グローバル・イノベーション研究機構 第3期拠点形成型R-GIRO研究プログラム
・「学融的な人間科学の構築と科学的根拠に基づく対人援助の再編成」
・「修復的司法観による少子高齢化社会に寄り添う法・社会システムの再構築」
参加申込 参加申込は2/21(木)までに下部のフォームからお申込ください。
※情報保障(PCテイク、手話通訳など)・託児を希望される方は、2/18(月)まで

 

プログラム

時間 内容
開会挨拶 10:00〜10:15 松田亮三(立命館大学産業社会学部教授 / 人間科学研究所所長)
第1部 10:15〜12:15 基調講演「人間科学と混合研究法~理論編」
講師:抱井尚子(青山学院大学国際政治経済学部教授)
基調講演「人間科学と混合研究法~実践編」
講師:八田太一(京都大学iPS細胞研究所上廣倫理研究部門特定助教)
第2部 12:30〜14:00 ポスターセッション
*会場に軽食をご用意いたします。
第3部 14:15〜15:45 パネルディスカッション「人間科学と混合研究法の未来」
・報告/パネリスト:若林宏輔(立命館大学総合心理学部准教授)、安田裕子(立命館大学総合心理学部准教授)、春日彩花(大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程)
閉会挨拶 15:45〜16:00 稲葉光行(立命館大学政策科学部教授)

講師紹介

  • 抱井尚子(かかいひさこ):青山学院大学国際政治経済学部国際コミュニケーション学科教授。日本混合研究法学会初代理事長、Journal of Mixed Methods Research 編集委員などを歴任。専門は混合研究法、 多文化ヘルス・コミュニケーション、異文化間コミュニケーション等。近著に『混合研究法入門:質と量による統合のアート』(医学書院)、訳著に『早わかり混合研究法』(ナカニシヤ出版)など、混合研究法関連の著書・論文等多数。
  • 八田太一(はったたいち):京都大学iPS 細胞研究所上廣倫理研究部門特定助教、日本混合研究法学会理事。専門は混合研究法、研究方法論。近著に『混合研究法の基礎- 社会・行動科学の量的・質的アプローチの統合』(西村書店)など、混合研究法関連の著書・論文等多数。国際学会誌Journal of Mixed Methods Research において、2018 年に日本人として初めて実証研究の論文が採択される。
  • 若林宏輔(わかばやしこうすけ):立命館大学文学部助教、同准教授を経て、現在総合心理学部准教授。専門は法心理学、社会心理学、心理学史。近著に『裁判員制度への応用社会心理学アプローチ』(ナカニシヤ出版)等。
  • 安田裕子(やすだゆうこ):立命館大学衣笠総合研究機構専門研究員、文学部准教授などを経て、現在、総合心理学部准教授。専門は臨床心理学、生涯発達心理学。近著に『TEMでひろがる社会実装:ライフの充実を支援する』(誠信書房)等。
  • 春日彩花(かすがあやか) : 立命館大学大学院応用人間科学研究科修士課程を経て,現在大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程在籍中。専門は発達心理学,老年心理学。博士論文(提出済)では,高齢者の英知の問題を量的,質的に検討した。近著に,「プリコンセプションから科学的概念への変容過程」(教育心理学研究, 64巻, 2016年)等。
  • 松田亮三(まつだりょうぞう):立命館大学産業社会学部教授/人間科学研究所所長。専門は、医療政策、社会政策。近年は、刑務所医療機構、エンドオブライフ・ケア政策等を研究している。『社会保障の公私ミックス再論』(共編著、ミネルヴァ書房)等、論文・著書多数。
  • 稲葉光行(いなばみつゆき):立命館大学政策科学部教授。専門は学習科学・認知科学。近著に『混合研究法への誘い─質的・量的研究を統合する新しい実践研究アプローチ』(遠見書房)等、混合研究法やテキストマイニング手法に関連する著書・業績等多数。

 

お問い合わせ先

人間科学研究所事務局 ningen@st.ritsumei.ac.jp


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