インクルーシブ社会・医療サービスプロジェクト
代表者: 松田亮三 (産業社会学部 教授) 研究期間: 2016/04 -
社会保障制度のもとで、さまざまな医療・福祉サービスが提供されていますが、そのようなサービスは貧困などさまざまな社会的困難に直面している人々に届いているのでしょうか?もし届いていないとすればなぜなのか、そして誰もが利用できるような(インクルーシブ)医療・福祉サービスに向けてどのようにしていけばよいのでしょうか?この研究プロジェクトではそのような課題について、対人サービスの利用衡平、利用者支援(エネーブリング)サービス、健康権、当事者参加などの概念に留意しつつ、日本を中心に国際的な視野をもち、法学、社会学、経済学、政治学、心理学などの研究者の協力により学際的に検討をすすめます。
本プロジェクトは、「インクルーシブ医療・福祉ービ
ス研究プロジェク」トと「家族形成をめぐる対人援助プロジェクト」を統合し、拡大再編したものです。
参加研究者
- 松田亮三 (産業社会学部 教授)
- 岡田まり (産業社会学部 教授)
- 松原洋子 (先端総合学術研究科 教授)
- 由井秀樹 (人間科学研究所 客員研究員/日本学術振興会 特別研究員PD)
- 村上慎司 (人間科学研究所 客員研究員/金沢大学 講師)
- 棟居徳子 (人間科学研究所 客員研究員/金沢大学 准教授)
- 福田茉莉 (島根大学 助教)
- 高山一夫 (人間科学研究所客員研究員/京都橘大学 教授)
- 松島京 (人間科学研究所客員研究員/相愛大学)
主な研究資金
2017〜2019年度 人間科学研究所 重点研究プロジェクト