虐待する親への多元的援助モデルプロジェクト
代表者: 中村正 (産業社会学部 教授) 研究期間: 2009/09 - 2012/09
家族安全安心をめざすヒューマンサービス技術をもちいた虐待防止の家族援助をおこなう。大阪市こども相談センター等の公的機関とも連携し、家族再統合事業を実施している。
具体的な活動内容の特徴として、第一に、虐待防止にむけて取り組む対人家族援助のための具体的な方策を提供する。第二に、児童相談所と大学が連携して人材育成をおこなう。第三に、ヒューマンサービスとしては汎用性が高く、各地における応用が期待できる。
参加研究者
- 団士郎 (応用人間科学研究科・教授)
- 村本邦子 (応用人間科学研究科・教授)
実績等
- 中村正「社会臨床の視界(4)社会の詩的言語としての臨床と表象」『対人援助学マガジン(デジタル)』第4号、日本対人援助学会、2011年3月
- 中村正「社会臨床の視界(3)社会臨床という思考のレッスン-メビウスの輪のようにねじれてつながる関係性を理解する-」『対人援助学マガジン(デジタル)』第3号、日本対人援助学会、2010年12月
- 中村正「社会臨床の視界(2)「あいだ」への関心-加害者臨床-」『対人援助学マガジン(デジタル)』第2号、日本対人援助学会、2010年10月
- 中村正「加害者臨床のめざすこと-DV・虐待に焦点を当てた脱暴力への支援をとおして」『季刊刑事弁護』第64号、2010年10月
- 中村正「社会臨床の視界(1)歴史のなかの臨床課題」『対人援助学マガジン(デジタル)』第1号、日本対人援助学会、2010年7月
- 中村正「親密な関係性における虐待・暴力と加害者臨床論-虐待的パーソナリティ論の検討をとおして」『立命館産業社会論集』第46巻第1号, 2010年6月
- 中村正「司法臨床の可能性-加害者治療の観点から-」、法と心理学会第11回大会、立命館大学、2010年11月
- 中村正「対人援助における身体と生活」、日本対人援助学会第2回大会、立命館大学2010年11月