騒音研究会
代表者: 東山篤規 (総合心理学部 教授) 研究期間: 2011/09 - 2016/03
騒音は心理的な概念である.騒音は行政的には地方自治体によって基準(約50dB)が定義されているが,たとえその基準よりも低い音であっても,場の状況によっては騒音になることがある.たとえば,ひそひそ話(約20dB)は,ふつうは騒音と考えないが,それが図書館で読書をしている人に聞こえたときには騒音とみなされる.大学構内ではさまざまな音をともなう活動が催されているが,ある人々はそれを騒音と考え,別の人々はそれを伝達・娯楽の手段として許容している.この研究では,この種の議論を整理し適切な環境基準を作るための基礎データを集める.
参加研究者
- 東山篤規 (文学部・教授, 企画(研究代表者))
- 都賀美有紀 (文学部・実習助手, 測定の実施)
- 孫琴 (文学部・実習助手, 測定の実施)
- 京屋郁子 (文学部・実習助手, 測定の実施)