地域在住高齢者を対象とした認知リハビリテーション
代表者: 土田宣明 (総合心理学部 教授) 研究期間: 2002/04 - 2016/03
このプロジェクトでは,高齢者支援を行っている。具体的には,大学周辺の地域高齢者を対象とした認知リハビリテーション活動である。この実践を通して,音読・計算を主たる媒介としたコミュニケーション活動の,認知機能への維持・改善への効果を検討し,複数の学会においてその成果を発表してきた。さらに、京都市北区役所,京都市左京区地域介護予防推進センター等と共同して,この取り組みの地域への普及を試みている。
※2016年度で終了いたしました。
終了にあたっての記事はこちら。
参加研究者
- 吉田甫 (文学部・教授, 統括)
- 大川一郎 (客員研究員(筑波大学大学院・教授), 統括)
- 孫琴 (文学部・実習助手, データ分析)
- 高橋伸子 (客員研究員, 実践活動の統括)
- 石川眞理子 (客員研究員, 実践活動の運営)
- 坂口佳江 (客員研究員, 実践活動の運営)
実績等
- 孫琴・吉田甫・土田宣明・大川一郎, 高齢者を対象としたSRC課題における復帰抑制(2)-不適合条件を中心とした検討-, 立命館人間科学研究, Vol.21, 1-8, 2010, レフェリー有
- 大川一郎・土田宣明・宇都宮博・日下菜穂子・奥村由美子, エピソードでつかむ老年心理学, ミネルヴァ書房,304ページ,2010年.
- Lin S., Okawa, I., Yoshida, H., Tsuchida, N., Sun Q., Ishikawa, M., Miyata, M., Takahashi, N., Hakoiwa, C., Sakaguchi, Y., Yoshimura, M., Furuhashi, K., Kawanabe, T., & Nakamura, Y. Effects of Cognitive Training Activity on Community-dwelling Older Adults Participants’ Psychological Well-being, International Psychogeriatric Association (IPA) 2010 International Meeting, Spain, 2010/9.
主な研究資金
科学研究費補助基盤研究(c) 研究所重点プログラムプロジェクト予算 私立大学戦略的研究基盤形成支援事業