感情焦点化カップルセラピー(EFT)の日本への導入可能性の検討

代表者: 三田村仰   研究期間: 2022/4 - 2023/3

背景:北米では夫婦/カップル関係を改善するプログラムとして「感情焦点化カップルセラピー(EFT)」の有効性が実証され,普及段階に入っている。わが国の離婚率は1/3と推定されておりすでにかなり高いが,北米でのようなプログラムが確立されていない。
目的:EFTの日本への導入可能性を検討すること。
計画:夫婦関係に困難を感じる夫婦1〜3組を対象に,EFT(8〜20セッションを想定)を実施し,効果の検討(シングルケースデザイン),および実施上の課題点の洗い出しをおこなう(質的な検討)。
期待される成果:日本人夫婦に対するEFTの実行可能性について予備的ではあるが示唆が得られる。
今後の展開:引き続き,少数事例を対象にしたEFTを実施しながら,日本への効果的な導入方法の検討をさらに精緻におこなっていく。

参加研究者

  • 三田村仰(総合心理学部・准教授)

主な研究資金

2022年度 人間科学研究所 萌芽的プロジェクト研究助成プログラム


刊行物

立命館人間科学研究

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