開かれた学校づくりプロジェクト

 近年、日本の学校は、地域住民や保護者、大学生など様々な人が行き来する、開かれたコミュニティへと変わりつつある。これまで、心理学・教育学では、教師‐生徒関係に関する知見や、専門家と教師が協働する方法については検討が重ねられてきた。一方で、地域住民やボランティアと協働した学校づくりについては、その取り組みが始まって日が浅いこともあり、十分に検討されてこなかった。本研究では、開かれた学校づくりをすすめる学校をフィールドとして、支援者たちの①具体的な仕事の配分(体制)と②意味づけ(学校観・教育観・支援観)を明らかにし、開かれた学校において子どもを育むことの功罪を、具体的・意味的双方のレベルで考察する。

参加研究者

  • 神崎真実 (立命館大学R-GIRO 専門研究員)

主な研究資金

2018年度 人間科学研究所 萌芽的プロジェクト研究助成プログラム


刊行物

立命館人間科学研究

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