『<方法>としての人間と文化』(佐藤 嘉一 著)

佐藤 嘉一 著
ミネルヴァ書房

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目次

はしがき

序章 人間と文化を考えるために  佐藤春吉
  1. 人間と文化
  2. 人間の本質的な行動様式としての労働、言語、遊びと文化
    1. 人間の労働と文化
    2. 人間と言語と文化
    3. 人間の遊びと文化
  3. 社会形成と規範能力そして文化
    1. 規範能力と文化
    2. 人間文化の可能性と危うさ-究極の課題
  4. 文化概念と文化の構造的理解-意味と意味解釈にかかわらせて-
    1. 多様な存在様式と意味と象徴体系としての文化
    2. 文化とメディア
  5. 本書全体にかかわって
第1部 <わたしと知>の次元

第1章 「あかずきんちゃん」と『ロビンソン・クルーソー』
     -民話の世界から「わたくしの物語」の世界へ  佐藤嘉一
  1. 「あかずきんちゃん」と読む
    1. 「あかずきんちゃん」あらすじ
    2. <構造>優位の物語
  2. 物語を「構造のパースペクティブ」のなかで読む
    1. 真面目な読者とは
    2. 大同小異
    3. 民話とむらの構造
    4. 「秩序」の世界と「逸脱」の世界
  3. あかずきんちゃんの「冒険」からロビンソンの「冒険」へ
    1. 『ロビンソン・クルーソーの生涯と不思議な驚くべき冒険』
    2. 『ロビンソン・クルーソー』あらすじ
    3. 同質異形と同質同形
    4. 「わたくし語り」の誕生
    5. 「説話」の世界か「歴史」の世界か
第2章 社会科学および社会学における「ロビンソン問題」  佐藤嘉一
  1. 時代と社会と作者
    1. 1688年に算定されたイギリスの家族の収入支出の分類
    2. ダニエル・デフォーの生涯
  2. 社会科学におけるロビンソン問題
    1. つむじ曲がり的に『ロビンソン・クルーソー』を読む
    2. 「構造」理論と「ロビンソンの孤島での生活」
    3. 人間研究の2つの方針
    4. 「ロビンソン」の人類史的意義
  3. 社会学における「ロビンソン問題」
    1. ロビンソンにおける「経済と非経済」の相関
    2. 行為理論と「ロビンソンの孤島での生活」
  4. 『ロビンソン・クルーソー』と「わたくし語り」
    1. 社会科学的および社会学的「読解」の特質と限界
    2. 代替的読解:「わたくし語り」のパースペクティヴ
    3. 性格と社会
第3章 アイデンティティの行方  景井 充
  1. アイデンティティという地点
  2. アイデンティティをめぐる今日的状況
    1. アイデンティティと近代社会
    2. アイデンティティと文化
    3. 歴史の意味
[コラム] 社会的比較-友を見れば自分がわかる!? 門田幸太郎

第2部 <スタイルと表現>の次元

第4章 ひとつの仮想美術展
     -世紀の転換期と表象のディスクール  仲間裕子
  1. 仮想美術展 ―20世紀から21世紀へ―
    1. プリミティヴィズム:ジャクソン・ポロック
    2. コマーシャリズム/メディア言語:アンディ・ウォーホル
    3. オリエンタリズム/フェミニズム:シンディ・シャーマン
    4. 自然環境-人間と自然:ヨーゼフ・ボイス
    5. トランスカルチャー:ナムジュン・パイク
  2. 21世紀への転換期―美術の歴史の継承と変容―
第5章 身体表現の世界
  1. 身体表現の諸相
  2. 非言語コミュニケーションとしての身体表現
    1. 非言語コミュニケーションの概念
    2. 非言語コミュニケーションの役割
    3. 非言語コミュニケーションに関する研究史
  3. 表現形式と有した身体表現
    1. 舞踊
    2. パフォーマンス
第6章 ファッションと<私らしさ>の文化装置
     ―ファッション人間学試論  出口剛司
  1. なぜ、ファッションか?
  2. ファッションとは何か?
    1. 自然・人間・文化
    2. 承認を求める<私らしさ>
  3. モダンファッションからポストモダンへ
    1. ファッションを支える文化装置
    2. ファッションの聖地・パリ
  4. ファッションの現代
    1. 60年代と反・文化としてのファッション
    2. <私らしく>あることへの強制
[コラム] スポーツとフェア・プレイ

第3部 <かかわりと社会>の次元

第7章 アソシエーションの歴史と現代の公共圏  有賀郁敏
  1. 人と人との結びつき
  2. アソシエーションの誕生と展開
    1. アソシエーションの誕生
    2. アソシエーション原理の広がり
    3. アソシエーション原理の変質と対抗的公共圏の成立
  3. 日本における公私観念の変遷
    1. 「である」社会と「する」社会
    2. 公私観念の変遷
    3. 公私観念の変遷と近代日本の「公私」構造
  4. アソシエーションの可能性と課題―サッカーサポーターの事例から―
    1. サッカーサポーターの誕生と今日的意義
    2. 「新しい社会運動」に対する批判的留保

第8章 ボランティアと市民社会  小澤 亘
  1. 市民社会への注目
  2. ボランティアとは何か
  3. ボランティア問題への接近
  4. ボランティア偽善感の背景
  5. ボランティア文化の創造に向けて
    1. 多文化共生に向けたNPO活動の活発化
    2. NPOコンピュータネットワークの形成
    3. 地域通貨という新たな仕組み
    4. 少子高齢化にともなう地域活動の活性化

第9章 若者の関わり合いと社会病理  森田真樹
  1. 若者・若者論の現在
  2. 青年・青年論から若者・若者論へ
  3. 若者論の諸相
    1. 1970年代〜80年代の若者論
    2. 1990年代以降の若者・若者論
  4. 若者と社会病理
    1. 社会病理へのアプローチ
    2. 「いじめ」と若者
  5. 若者・若者論の未来

第10章 グローバリゼーションと人、文化  山下高行
  1. もし世界が100人の村だったら
  2. グローバリゼーションとは何か
  3. グローバリゼーションの3段階
  4. グローバル化する世界で起こっていること
    1. 「ユニセフ低開発国に住む子どもたちの貧困状況についてのレポート」
    2. 「国連レポート:世界の人口のうち3人に1人が30年以内にスラムに住むようになる」
    3. 破滅の道に向かう政策」
  5. サイバー空間の成立
  6. 人も世界も市場で売り買いされるものではない
[コラム] 現代文化とエスノセントリズム  松田博

資料編
 近現代史年表/人名索引/事項索引

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