高校「倫理」教科書の読解における方略支援のメカニズムに関する検討

代表者: 山本博樹 (総合心理学部 教授 )研究期間: 2014/04 - 2018/03

 本研究は,「学習支援研究」と呼ばれる教育心理学で注目を集める研究の枠組みから,高校生が最もつまずきを訴える公民科「倫理」の学習を取り上げて,その教科書の読解を支援の対象とする。ここで,綱要集の性格を持っている「倫理」教科書の読解では概要把握が重要になると考えられるため,概要の形式を把握しこれを活用した読解方略である構造方略に着目したい。このように支援対象を絞った上で,「未熟達者支援仮説」(Meyer, Ray,& Middlemiss, 2012) に基づいて,高校生の構造方略の使用に対する支援の効果を検証し,この検証を通じて,高校「倫理」教科書の読解における方略支援のメカニズムを検討することが本研究の目的である。

参加研究者

実績等

  • 山本博樹・織田涼 本当に読み手は読解過程を通じて見出しの恩恵を受けているのか?―PCを用いた時系列的な評価法による検討― 立命館文学, 636, 109-121, 2014,査読無
  • 山本博樹 標識の示差性が支援する教科書の体系的な分かりやすさ―児童期後期における支援可能性― 立命館人間科学研究, 24, 5-19, 2011, 査読有
  • 山本博樹 子どもと高齢者に対する説明書理解の支援 伊東昌子 (編)コミュニケーションの認知心理学 ナカニシヤ出版, 51-166, 2013.
  • 山本博樹 映像の文法 無藤隆・子安増生 (編) 発達心理学Ⅱ 東京大学出版会, 256-263, 2013.
  • Yamamoto, H. Do headings really support strategy use by unskilled college students during textbook learning? Paper presented at 121th annual convention of American Psychological Association, Hawaii Convention Center, 2013年7月
  • 山本博樹 学習支援研究に基づく説明書づくりの捉え直し テクニカルコミュニケ-ションシンポジウム2013, 京都リサ-チパ-ク, 2013年10月
  • 山本博樹 本当に大学生は見出しから恩恵を受けているのか?(2)―未熟達な大学生に対するオンラインな評価― 日本心理学会第76回大会, 札幌コンベンションセンタ-, 2013年9月
  • 山本博樹・織田涼 高校「倫理」教科書の読解学習と学習支援 (4)―学習目標の達成を規定するプロセス― 日本教育心理学会第55回大会, 法政大学, 2013年8月
  • 山本博樹 学習支援研究に基づく高齢者へのテキストデザイン テクニカルライタ-の会第6回定例会, 近畿ニューメディア協議会, 2013年1月
  • 山本博樹 高齢者への学習支援から推し量る児童生徒の支援ニ-ズーテキスト学習を捉え直すー 日本教育心理学会第54回大会, 琉球大学, 2012年11月
  • 山本博樹 高校「倫理」教科書の読解学習と学習支援 (2) ―思想形成過程の分かりやすさに介在する構造方略― 日本教育心理学会第54回大会, 琉球大学, 2012年11月
  • 山本博樹 高校「倫理」教科書の読解学習と学習支援 (1)―高校生における体制化過程のつまずき― 日本心理学会第76回大会, 専修大学, 2012年9月
  • 山本博樹・島田英昭 児童の構造方略に対する支援可能性と前提要因 (4)―効果過程を補償する前提要因― 日本心理学会第75回大会, 日本大学, 2011年9月
  • 山本博樹 児童に有効な支援を提供する困難性 ―「直接有効性仮説」の所産として― 日本教育心理学会第53回大会, 北海道立道民活動センタ-, 2011年7月
  • 山本博樹 児童の構造方略に対する支援可能性と前提要因(3)―方略利用を媒介した学習成績の支援― 日本教育心理学会第53回大会発表論文集, 北海道立道民活動センタ-, 2011年7月

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