テーマ③ 社会的包摂に向けた伴走的支援の研究

代表者: 谷晋二 (総合心理学部 教授 )研究期間: 2013/04 - 2016/03

伴走的支援チーム 伴走的研究チームでは、高齢者や障がいのある人、困難を抱える若者や家族を対象に3つの方向から支援の研究を行っていきます。1つは、困難を抱える人への直接的な支援の方法を開発していく研究です(直接支援)。2つ目は、困難を抱える人を支援する人(例えば心理専門職や介護をしている人など)を支援する支援者支援の研究です(支援者支援)。3つめは、支援を持続、継続していくための方法に関する研究です(情報移行)。
 この3つの支援を我々の研究チームでは「伴走的支援」と名付け、一丸となって研究に取り組んでいきます。伴走的支援チームでは、高齢者、障害のある人、児童養護施設で困難を抱える若者、社会的引きこもりの状態にある人とその家族、外国籍児童など、子どもから老人までを対象として、研究を進めていきます。

2014年度の活動報告

 伴走的支援グループでは、就労支援の実証的研究、介護する男性(ケアメン)を対象とした会や集いなどを主催するグループの全国的な実態把握とそこで取り組まれているプログラムの効果検証、日本語の習得に困難を抱える外国にルーツを持つ児童に向けたデジタル教科書政策の在り方の検討児童養護施設退所者へのアフターケアに関する調査、ひきこもり支援の実践、自閉症スペクトラム(ASD)児のための遊びを中心とする療育プログラムの開発、ならびに、発達における階層-段階理論を基盤とする発達チェックリストの作成が行われた。 これらの研究成果は、下記のように公開、報告されている。日本語の習得に困難を抱える外国にルーツを持つ児童に向けたデジタル教科書政策の在り方について、公開シンポジウム(2014年5月10日、トヨタ財団プロジェクトとの共催)、日本デジタル教科書学会での報告(「マイノリティの学習権保障と教科書アクセシビリティー」)バリアーフリー教育開発研究センターでの公開シンポジウム、「ケアメングループのマネジメント」シンポジウムの開催、『男性介護者支援の論理と根拠』(本学人間科学研究所)の発刊、自閉症スペクトラム(ASD)児のための遊びを中心とする療育プログラムの開発、ならびに、②発達における階層-段階理論を基盤とする発達チェックリストの作成は、自閉症スペクトラム学会ならびに発達心理学会で発表された。

2013年度の活動報告

 2013年度、伴走的支援グループでは、直接支援、支援者支援、情報移行の3つの試みを実践してきた。
 直接支援では、総合支援学校の高校生を対象に学生ジョブコーチによる就労支援に関する研究、介護する男性を対象とした会を主催するグループの全国的な実態把握とそこで取り組まれているプログラムの効果検証、自閉症スペクトラム障害児を対象とする遊びを用いた療育プログラム開発とプログラムの改善を行った。支援者支援の試みでは、ひきこもりの家族を支援する若者サポートステーションの職員の専門性に関する研究を行った。情報移行の分野では、業務内容改変に参加するセルフマネジメント行動を促進する援助変数、そして支援内容を含んだキャリア形成の推移を情報として残せる機能的ポートフォリオの内容やその運用システムが実証的に検討された。継続的(シームレス)な「連携」の在り方の研究として、私立幼稚園における「(仮称)個別の保育支援計画」の策定(4年計画)及び試行に関しての監修・指導助言、総合支援学校の生徒の就労に向けたキャリアガイダンスにおけるキャリアプラン、キャリアデザイン(個別の包括支援プラン)の活用及び有用性の在り方関する検証アンケート調査を行った。

参加研究者

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