法と人工知能プロジェクト

代表者: ( )   研究期間: 2016/04 -

 近年,人工知能の研究開発が著しく発展している.将来的には人間の替わりや判断支援を担う人工知能システムの開発も行われることが予想される.人工知能の技術には,エキスパートシステムをはじめ,事例ベースで推論を行うアルゴリズムの有用性が明らかにされている.その技術は,医療診断を始めとする様々な分野で利用実績が認められており,裁判の場面でもその有用性が期待される.しかし,裁判の場面においては人間が人工知能に対して提示される判断内容に対して,それをどのように受け入れるのかという心理的・倫理的な問題を考えなくてはならない.本チームでは,前提としての人間が人工知能のシステムに対して人間らしさを感じるのか,提示する内容に対して信頼性を構築するのか,といった点についての心理学的な検討を行い,司法判断への応用を目指す.

参加研究者

  • 林勇吾 (総合心理学部 准教授)
  • 若林宏輔 (総合心理学部 准教授)
  • 金成恩 (R-GIRO 助教)
  • 山崎優子 (R-GIRO 専門研究員)

主な研究資金

2016〜2019年度 人間科学研究所 重点研究プログラム


刊行物

立命館人間科学研究

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