現代社会におけるマイノリティに関する研究

代表者: 天田城介   研究期間: 2014/04 - 2015/03

戦後日本社会に限っても様々なマイノリティや少数派、そしてそれを支援する人たちの多様な運動と実践があったが、それらは学的にはきちんと継承されることなく、その歴史さえも忘却されつつある。加えて、そうした運動と実践のもとにいくつかの仕組みや制度ができあがったが、それらがいかなる制度的・運営的制約を受けざるを得なかったのかについても論考されていない。本研究プロジェクトでは「障老病異」に関わるテーマで研究を展開してきた複数の研究者が共同に上記の研究テーマを緻密かつ堅実に考究していくものである。

参加研究者

  • 天田城介 (先端総合学術研究科 教授)
  • 立岩真也 (先端総合学術研究科 教授)
  • 小宅理沙 (東大阪大学短期大学部 専任講師)
  • 渋谷光美 (羽衣国際大学人間生活学部 准教授/生存学研究センター 客員研究員)
  • 北村健太郎 (生存学研究センター 客員研究員)
  • 牧昌子 (生存学研究センター 客員研究員)
  • 能勢桂介 (生存学研究センター 客員研究員)
  • 田島明子 (聖隷クリストファー大学リハビリテーション学部 准教授)
  • 田中慶子 (広島国際学院大学 非常勤講師)
  • 有吉玲子
  • 長谷川唯
  • 川口有美子

実績等

  • 天田城介,『老い衰えゆくことの発見』,角川学芸出版,254頁,2011年9月.
  • 天田城介・北村健太郎・堀田義太郎編,『老いを治める――老いをめぐる政策と歴史』,生活書院,522頁,2011年3月.
  • 天田城介・村上潔・山本崇記編,『差異の繋争点――現代の差別を読み解く』ハーベスト社,297頁,2012年3月.
  • 天田城介・角崎洋平・櫻井悟史編,『体制の歴史――時代の線を引きなおす』洛北出版,608頁,2013年3月.

主な研究資金

科学研究費補助金 基盤(C)「現代社会における老いをめぐる社会構想の編成に関する研究」(代表者:天田城介、2013年度〜2017年度)


刊行物

立命館人間科学研究

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