研究プロジェクト

ユースワーカー養成のための専門プログラム開発の研究
 
 
 (財)京都市ユースサービス協会共同研究事業

研究会名
ユースワーカー養成のための専門プログラム開発の研究

研究体制
 
立命館大学産業社会学部
教授
津止正敏
 
立命館大学産業社会学部
教授
野田正人
(財)京都市ユースサービス協会 事業コーディネーター 水野篤夫

上記メンバーを中心にスタートし、今後関係する教員・大学院学生を加えていく。
なお、今後関連する専門スタッフを、児童館関係、社会福祉協議会、NPO各団体他から客員研究員等として加えていく。

研究目的
 

 現在、小学生児童までの「子ども」を対象とした専門的な人材養成の例は高等教育機関における様々なプログラムの提案が進みつつある。一方、中学生、高校生を中心とする「青少年」の社会教育分野での育成に当たるスタッフの必要性が高まっており、そのスタッフはボランティアを含め存在するが、それを専門に養成する機関はない。青少年活動施設や団体などで青少年の育成に当たるスタッフの力量形成のために、専門的な養成プログラムができることは、近年の青少年をめぐる社会的な問題への対応にとって大きな意味を持つと考えられる。このことより、本共同研究では、ユースワーカー養成のための専門的なプログラム開発にむけてプログラムのコンセプト、教育内容と方法、資金計画等を含めた調査・研究を行う。


研究内容

1.プログラム実施における京都ユースサービス協会と立命館大学の 協力の枠組みについての検討

  1. 提携によるユースワーク関連科目について
    「ユースワーカー養成」必要科目について、グループワーク、コミュニケーション関連科目、コミュニティワーク関連科目、直接青少年に関わる科目、関連実習等
  2. 実習・インターンの受け入れについて
    ユースサービス協会による関連実習やインターン生の受け入れ場所を提供
  3. 青少年関連科目の講師派遣について
    協会職員他、青少年関係団体などの現場指導者などから、関連科目の指導のできる人材の派遣

2.ユースワーカー養成の教育内容と手法のコンセプトの研究

  1. 講義および演習内容の研究
    • 青少年の理解(成長過程にある人々にとっての課題・問題行動への理解)
    • 青少年を取り巻く社会システムの理解(法律・福祉・医療・余暇)
    • グループワーク(理論およびスキル)
    • コミュニケーションに関する理論とスキル
    • コミュニケーションワークに関する理論とスキル
    • 青少年の課題に応える事業の企画・マネジメント
    • 青少年の参画による事業展開の方法論
  2. 実習内容の研究
    • 青少年施設での実習の内容
    • 特別な課題をもったユースワークにおける実習の内容
    • コミュニティとの関わったワークにおける実習の内容
  3. 資格の認定等の研究
    • 全社協との情報交換

3.実施に必要な資金計画とその手段の検討

4.ユースワーカー養成プログラムの企画案の検討

<特記事項>

  1. 既に立命館大学の産業社会学部で実施している「ボランティアコーディネーター養成プログラム」や応用人間科学研究科で実施している対人援助プロフェッショナルの育成プログラムは参考にできるものと考える。
  2. 別途に検討される立命館大学と京都市ユースサービス協会とで学生のインターンシップの実施と連動させ、参加する学生への課題設定を本共同研究のテーマとの関連性を高めるなかで、より研究内容を充実することも検討する。
研究会スケジュール
  • 2003年度10月以降、関係者による下ミーティングの内容をもとに2~3ヶ月に一度研究会を実施する。
  • 2004年度中期に、公開研究会等を実施し、プログラム実施へのニーズやアイデアを広く集めて、実施の可能性への評価をすすめる作業をすすめることも検討する。
  • 2005年度に開講、もしくは開講にかかわる本格的な検討に入ることを目標におく。