研究プロジェクト

ヒューマンファラシー
 
 
 
研究会名
ヒューマンファラシー
研究課題
「基準」の多様性に伴うヒューマンファラシーの諸相
研究体制
 
 研究代表者名
八木保樹
文学部教授
人格・社会専門
 
尾田正臣
文学部教授
ヒューマン・インターフェース専門
 
吉田 甫
文学部教授
学習・教育専門
 
北岡明佳
文学部助教授
感覚・知覚専門
 
服部雅史
文学部助教授
推論・思考専門
 
星野祐司
文学部教授
記憶・認知専門
 
大川一郎
文学部助教授
適応・測定専門
 
松田隆夫
文学部教授
知覚・認知専門
 
飯田健夫
理工学部教授
人間工学専門
 
村本邦子
応用人間科学研究科教授
臨床心理学専門
研究目的
 
 私たち人間の心の営為は、ある種の「基準」に照合して実行されているのであり、その反映として人間の折々のパフォーマンスが、他者から観察可能なかたちで外に現れてくる。 しかし、「基準」といっても多様かつ可変であり、ある状況のもとで人々が採用する基準は、多くのなかの一つであるにすぎない。
 
 本研究では、その多様な「基準」がもたらす心の営為やパフォーマンスのうち、特にネガティブな方向に外れたものを広く「ヒューマン・ファラシー」と総括的に定義し、 その諸相に関して過去の諸研究が明らかにしてきた知見を基準」の多様性に関連づけて展望するとともに、新たな視点からの実証的な研究を通して入手された個々の知見への 議論を通して、展望するとともに、新たな視点からの実証的な研究を通して入手された個々の知見への議論を通して、全体を共通の視座から説明するためのグランドセオリーを見出し、 もって人間の総合的な理解に資する新たな展望を構築することを目的としている。
 
 研究領域は、
1.
物理的基準が比較的明確な認知的人工物のインタフェースに関わって起こる操作上のファラシー
2.
人間的基準であっても個人差が少なく、物理変数と対応づけて説明可能な感覚知覚レベルにおけるファラシー
3.
個々人の主観に委ねられた基準であっても論理的説明が可能である学習・思想など認知レベルにおけるファラシー
4.
基準のみならずその説明まで個々人の主観に委ねられている価値観や道徳観など、揺らぎの著しい人格・社会的レベルにおけるファラシー
の4つに大別されるが、2003年度も前年度に引き続き各領域における研究目的を「基準」と「ファラシー」という全領域に共通の基礎観念のもとで適宜確認しつつ、当初の研究計画を推進していく。
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