「妊娠・出産・子育ての現在・過去・未来」(『テーマでひらく学びの扉 少子化社会と妊娠・出産・子育て』出版記念シンポジウム)

少子化対策が喫緊の政策課題と位置づけられ、妊娠・出産・子育てへの支援の重要性がますます増加しています。妊娠・出産・子育てをめぐる環境は、どのような変遷を経て現在に至り、どのような問題が生じ/残されてきたのか。そして、私たちはこれからの妊娠・出産・子育てとどのように向き合っていけばよいのか。『テーマでひらく学びの扉 少子化社会と妊娠・出産・子育て』の刊行を機に、一緒に考えてみませんか。

概要

日時 2017年10月15日(日)12:45〜15:00(12:15 開場)
場所 京都市生涯学習総合センター山科(アスニー山科)実習室
山科駅(JR、京都市営地下鉄、京阪線)すぐ。
地図はこちら
申込 参加無料。飛び入り参加も歓迎しますが、資料準備の都合上、事前に(very.blue.straw.berry@gmail.com [由井])までご連絡いただけましたら幸いです。
主催 立命館大学人間科学研究所インクルーシブ社会・医療サービスプロジェクト

チラシダウンロード(PDF:867KB)

プログラム

  • 12:45-14:15 話題提供 少子化対策としての妊娠・出産・子育て支援をどう考えるか?

「結婚と不妊」 由井秀樹(日本学術振興会特別研究員[PD]/立命館大学人間科学研究所客員研究員)
「子育て支援」松島京(相愛大学人間発達学部准教授/立命館大学人間科学研究所客員研究員)
「出産と母子保健」伏見裕子(大阪府立大学工業高等専門学校講師)
「避妊・中絶」木村尚子(広島市立大学客員研究員)
「出生前診断」利光惠子(立命館大学生存学研究センター客員研究員)
「社会的養護」安藤藍(首都大学東京都市教養学部助教)
「養子縁組」吉田一史美 (立命館大学大学院先端総合学術研究科研究指導助手/立命館大学人間科学研究所客員研究員)

  • 14:15-14:30 コメント(柘植あづみ[明治学院大学社会学部教授])
  • 14:30-15:00 全体ディスカッション
  • コーディネーター:松田亮三(立命館大学産業社会学部教授)
  • 司会:笹谷絵里(同志社女子大学看護学部実習助教)

主催者より

『テーマでひらく学びの扉 少子化社会と妊娠・出産・子育て』(由井秀樹 編著、北樹出版、2017年)は、特定の学問分野にとらわれず、妊娠・出産・子育てをめぐるトピックについて、歴史的な展開を含めて解説する書籍で、2016年度の立命館大学人間科学研究所「家族計画をめぐる対人援助プロジェクト」(2017年度にインクルーシブ社会・医療サービスプロジェクトへと発展的解消)の活動の一環として作成されました。大学生向けの教材であると同時に、新書のような読み物としての性格を持ち、研究成果の社会への還元の新しい形を模索しています。レポートや卒論に何を書こうか迷っている学生さん、もう一度学んでみようという大人の皆さんのご参加をお待ちしております(もちろん、大学の先生も歓迎します)。

連続市民講座「少子化社会の妊娠・出産・子育てを考える」について

同会場でシンポジウムに引続き、15:15〜16:45まで連続市民講座「少子化社会の妊娠・出産・子育てを考える」を開催します(主催:トヨタ財団研究助成「母子保健における「標準化像」の形成過程に関する歴史的研究」)。この講座は、『少子化社会と妊娠・出産・子育て』の執筆者有志によって組織され、トヨタ財団からの助成を受け研究を行っている「母子保健史研究プロジェクト」の活動の一環です。今回は、不妊と社会的養護の話題を取り上げ、前半のシンポジウムの議論をさらに深めていきます。合わせてご参加ください(参加無料、飛び入り参加も歓迎しますが、資料準備の都合上、シンポジウムの参加連絡と合わせ、very.blue.straw.berry@gmail.com [由井])まで事前にご連絡いただけましたら幸いです)。連続市民講座についての詳細はこちらをご覧ください。 

お問い合わせ先

由井秀樹
very.blue.straw.berry@gmail.com


刊行物

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