アドバンスト研究セミナーVol.4 「社会福祉の国際比較研究の方法をめぐって -ソーシャルワークのレジーム類型を中心に-」のご案内

本セミナーの開催報告はこちらです。 

概要

報告者プロフィール

“訓覇法子”(くるべ のりこ)日本福祉大学福祉経営学部教授。ストックホルム大学にて30年近くソーシャルワークの比較研究に携わる。専門は社会政策・社会福祉学(比較福祉論)。「スウェーデンの高齢者ケアの昨日と今日(総説)」(『老年歯科医学』(8), 2012)、「スウェーデンの”EDUCARE”モデルの形成過程と政策視座」(『海外社会保障研究』(173), 2010)、『アプローチとしての福祉社会システム論』(法律文化社, 2002)など業績多数。近著に『実践としての・科学としての社会福祉』(法律文化社,2014.田澤あけみとの共著)。

企画者からのメッセージ

 福祉国家のレジーム類型論は、エスピンアンデルセンの提起以来、内外で実証研究が蓄積されていますが、本セミナーでは、ソーシャルワーク領域に焦点をあてたレジーム類型をめぐる研究の動向と課題を深めることを目標としています。また、同時に、学際領域である社会福祉分野を研究対象として研究をすすめていくうえでふまえるべき点がどこにあるのか、自らの研究生活や、大学院生の研究指導の体験をふまえて具体的な問題提起をしていただきます。講師の訓覇法子先生は若手院生・研究者との意見交換を大いに期待されています。
 訓覇先生は近著『実践としての・科学としての社会福祉』にて、テーマに関する欧米での研究動向を総括し、日本ではあまり着目されていない貴重な視点を多く提起されています。ストックホルムに在住し、30年近くソーシャルワークの比較研究に携わってこられた知見に学ぶことで、貴重なヒントを多くいただけると期待しています。
 関心ある方のご参加をお待ちしています。(石倉康次)

人間科学研究所アドバンスト研究セミナー 今後の予定

  • Vol.5. 6/28(土)14:00-16:00 「障害のある児童・生徒の継続的支援のための情報共有の仕組みについて」
  • Vol.6. 7/4 (金)16:30-18:30 「規範理論と実証理論の対話に向けて-リバタリアン・パターナリズムを題材に」
  • Vol.7. 7/17(木)15:00-18:00 「供述分析法セミナー」

※詳細は、HP上で改めてご案内いたします。
Vol.1〜Vol.3の様子はこちらでご報告しております。(新しいタブまたはウインドウで開きます。)


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