研究法開発チーム



  研究法開発チームでは、慢性疾患加療中の人の生活のあり方やその支援、虚偽自白や目撃証言の心理、など従来の対人援助研究では検討されてこなかった問題をとりあげ、こうした問題を研究するための新しい研究法の枠組みを検討し、研究を促進していくことを目標にしています。  日常生活に密着したテーマは実験などの量的研究が難しいため、質的研究を行うことが必要です。したがって、質的研究法の開発も大きなテーマとなります。  もちろん、実験、アンケート、など従来的な手法が有効な分野に対しては従来的手法をバージョンアップすることが必要ですから、こうした手法の開発も念頭においています。 学問と社会の融合、オープンリサーチセンターの諸分野の融合、を促進することもこのチームの目的であり、「対人援助キーワード事典」などの刊行準備も行います。 また、研究を行うための研究計画のデザイン、プレゼンテーションのデザイン、を支援するために質的研究会やプレゼンテーション講習会を開催します。